ウラなんばというネーミング
当時、このウラなんばは、河原町という場所であり、難波でも薄暗い路地裏街でした。そんな路地裏街に明かりを燈そうと立ち上がったのが、この地にいた飲食店の若い店主達。店主達はキャッチーなネーミングをつけようと、考え最終的に「裏なんば」に決定した。なんばの路地裏で裏なんば当初は裏は漢字であったが、裏という漢字の印象がわるく、裏をウラにし、正式名として「ウラなんば」としました。
ポイント:ターゲットに合わせたネーミングセンス重要
ネーミングをつけたが、どうやって広げようかと店主達は考え、手始めにマップを制作することへ。当時、(2013年3月)東日本大震災が起こり、被災された方へ少しでもエールを送るために募金箱とともにマップを各店へ置きました。当時はまだ、たったの11店舗のVol.1マップです。
ウラなんばを広めるためにできたのがウラなんばマップ!
継続するには時間と最低限のお金が必要になりただでさえ忙しい飲食店店主では制作が困難になり、ウラなんばエリアにあるデザイン・企画会社の弊社に相談してくれた事が制作のきっかけとなりました。
2012年に全47店掲載したVol.2を発行しました。次のVol.3までは飲食店から掲載料を元に制作してました。
ただ、個人店が多いウラなんばの店舗には掲載料が厳しい店舗が多く、やもなくVol.4以降は、掲載料を一切取らずにできる限り印刷部数を抑え、弊社が全負担するようになりました。
ポイント:ネーミングを広める広報ツールが重要
ウラなんばクリスマスバル
当時、流行っていた飲食イベントをウラなんばの飲食店店主を集め一早く弊社が実行。43店舗が参加し、ウラなんばのバルが開催された。そのバル以降は、お客さんが主催となった、「ウラなんば文化祭」が開催された。
ポイント:イベントを通じ店主(街の住人)との交流が重要
地道な活動により関西メジャー雑誌掲載で一躍メジャーへ
マップを制作し、少しづつ横の繋がりができてきたウラなんば。少しづつ活気がでてきた街にある雑誌者がウラなんばに目をつけ、まるまる一冊ウラなんば特集として発行した。発行後、まさにウラなんばに若者が集まり、新聞、TVなどのメディアに取り上げられるようになった。
ブームだけで終わらせてわならない!
一時の爆発的なブームとして終わらせたくないため。商店街との繋がりが強い弊社ならではのアイディアで商店街とウラなんばのコラボ企画等を実施し少しでも多くの人へウラなんばを広る活動をしています。また、ウラなんばの活性化の取り組みを広めるために、街づくりの講演などに参加し様々な人へウラなんばをアピールし、さらなるウラなんばへの取り組みをしています。
道具屋筋商店街の「キッズ料理体験」でウラなんばの店主たちが子供達に料理を作りを教えながら商店街と連携し協力。
ポイント:近隣の商店街、団体、企業などの連携が重要
ウラなんばマップナイトツアー
ウラなんば活性化の取り組みとして、無料のツアーを開催しています。
実際に見て歩いてもらい、ウラなんばの良さを少しでもアピールできる活動も実施しています。
ポイント:さまざまなアイディアで飽きさせない事が重要
以上、弊社が街づくりした事例です。ざっくりとした内容ですので、
街づくりに興味がある方はぜひ有限会社リンクコーポレーションへご相談ください。